ソルベールは自立可能で施工性に優れたブロックです。また、中詰部は河岸の生態系の連続性を確保できる構造になっています。

• 中詰部がつくる多孔質な空間は、植生基盤を提供し河岸の生態系の連続性を確保します。
• 水中の中詰部は魚類の生息空間となります。
• 前面にも背面にも空隙があり、水循環を妨げない構造となっています。
• 水平積み（1：0.5）と斜め積みが選択できます。
• 発生材を中詰材に使用することによりコストダウンが計れます。

ソルベールZは自然の植物・小動物・魚たちが棲息しやすい環境を積極的に創り出していく護岸です。

• 魚たちにすみかを提供する魚巣型もあります。標準型と自由に組み合わせて使用できます。
• ブロック間を上下に区切る仕切ブロックや、天端ブロックもあります。現場条件に合わせて使用できます。
• 水平に積み上げるだけで5分勾配が実現し、1m²あたり0.89個使いという大型ブロックです。このため、施工が容易で、工期も短くすみ経済的です。
• 中詰め部には石材や土砂といった現地発生材や、コンクリートガラ等のリサイクル材が使用できます。資源の有効利用で環境保全に一役かいます。

緑彩はブロック内部に植栽部分と胴込コンクリート打設部分を合わせ持つ「環境保全型積みブロック」です。

• ブロック同士が上下に噛み合い、胴込めコンクリートの施工により強固な練積み擁壁・護岸を構築します。
• 裏型枠を使用しないで、胴込めコンクリートの施工が可能です。
• ブロック内部に土砂を充填し、植生の回復が図れます。
• 従来の間知ブロックに植栽機能を設け、作業の効率化を図るためブロックを大型化しています。
• 前面の擬石模様は周囲の景観と調和し、緑豊かな植生は生物に優しい環境を作ります。
• ブロック内部の土砂沈下防止を考えた「仕切形」もあります。