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梨子沢砂防堰堤
平成26年7月9日、台風8号と梅雨前線の影響で発生した長野県南木曽町の土石流では、人的被害に加えて、多くの家屋や道路などが被災しました。
土石流が発生した梨子沢では砂防施設にも被害が発生するとともに、堰堤上流側は満砂状態となり、少量の降水によっても二次的災害が発生する危険性がありました。そこで、堰堤の除石作業とともに、約600個のビーハイブ4tを使用して、緊急応急対策としてのブロック堰堤工2基が構築されました。この際、火山噴火緊急減災目的で近隣に備蓄していたブロックを活用したため、土石流発生から1ヶ月に満たない8月初旬にブロックの据付を完了し、迅速な復旧に寄与しました。
災害名  平成26年7月9日土石流災害   設置主体  国土交通省 中部地方整備局 多治見砂防国道事務所
工 種  砂防堰堤(2基)(応急)   設置ブロック  ビーハイブ4t
設置場所  長野県南木曽町読書地区 梨子沢  

災害状況
 
大規模な土石流により、死者1名、軽傷3名、住宅全壊10棟、一部損壊3棟、床上浸水3棟、床下浸水6棟などの被害が発生

備蓄ブロック
 
備蓄ブロックを活用

運 搬
 
ブロック堰堤工2基分の、ビーハイブ4t 347個と261個の約600個を運搬

据 付
 
土石流発生から1ヶ月に満たない8月初旬にブロックの据付を完了

完 成
 
左:上幅20m、高さ約5m、ブロック347個 / 右:上幅28m、高さ約4m、ブロック261個

    長野県南木曽町読書地区 梨子沢