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井出川応急砂防堰堤
平成29年5月19日に井出川上流山腹で、幅約150m、長さ約500m、深さ約8mの崩落が発生しました。井出川に土砂が流れ込み、2~3キロ下流の桑名川砂防ダムが土石流を食い止め、下流地区(人家28戸、鉄道、県道)の被害を軽減しました。その後も土石流が継続的に発生したため、下流域の住民10世帯に避難勧告、避難指示が出ました。
そのため山腹崩落災害の応急対策として、ビーハイブ6t 363個を使用し、桑名川砂防ダムと、井出川と出川の合流点の間に応急堰堤を施工しました。
災害名  平成29年飯山市井出川山腹崩落災害   設置主体  長野県北信建設事務所
(平成29年災害関連緊急砂防事業)
工 種  砂防堰堤(応急)   設置ブロック  ビーハイブ6t
設置場所  長野県飯山市照岡 井出川  

土石流を止めた桑名川砂防堰堤
 
砂防ダムが土石流を食い止め、下流への被害を防止

据 付①
 
平成29年9月22日

据 付②
 
平成29年9月29日

据 付③
 
平成29年12月12日

完 成
 
上幅35.2m、高さ5.5m、ブロック363個

    長野県飯山市照岡 井出川